まず、生息状況や被害状況等を調査致します。
屋内外の目視・環境調査や専用資材を用いた捕獲調査を行います。
衛生管理・
害虫等防除サービス
ゴキブリ対策
既にゴキブリ類が生息している場所では、駆除を実施し、
駆除後に侵入・発生防止のための防除対策を行います。
ゴキブリ類が生息・繫殖しずらい清潔な環境の維持に貢献します。
ゴキブリ施工 調査・防除動画
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調査結果に基づき、最適な防除方法をご提案致します。
ベイト剤(毒餌)の配置や、殺虫スプレーや噴霧器等を用いた薬剤処理に加え、
隙間封鎖による屋外からの侵入防止対策も行います。
主なゴキブリの種類
主な種類 | 生態・特徴 | 発生源 | 写真 |
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チャバネゴキブリ | ビル内や食品製造現場、飲食店の厨房に多く見られます。 黄褐色をした小型のゴキブリで、1~3ヶ月で成虫まで成長します。 他の2種よりも成長スピードが早く、繁殖すると駆除が困難な場合が多いです。 |
厨房の調理台や流しの周辺、棚の隙間、冷蔵庫のモーター周辺など。 |
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クロゴキブリ | 地下街や飲食店などに加え、一般住宅やマンションなどでも見られます。 成虫は黒色、幼虫は赤褐色で、成虫になるまで6ヶ月~1年かかります。 |
厨房、ボイラー室、ゴミ置き場、マンホール内など。 |
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ワモンゴキブリ | ビル内や地下街、飲食店などに生息しますが、低温には弱い種類です。 成虫は褐色で、背面に黄色の輪のような模様があります。 成虫になるまで6ヶ月~1年かかります。 |
厨房、ボイラー室、ゴミ置き場、マンホール内など。 |
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ゴキブリ防除の必要性
ゴキブリ類は食品衛生上重要な害虫で、食中毒の原因菌やウイルスを媒介することがあります。
糞や死骸が喘息やアレルギー疾患の原因となることもあります。
種類によっては屋内で繁殖するため、発生した際の駆除はもちろんのこと、日常的な発生防止対策等が非常に重要です。
ゴキブリ防除施⼯の⼿順
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生息調査
ゴキブリ類の⽣息の有無、密度、種類、発⽣範囲の調査を⾏います。
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環境調査
食品や食品残渣等は、ゴキブリ類の発生原因になり得ます。
また、動かす頻度の少ない設備や資材等は潜伏場所になり得ます。
食品等の管理状況や潜伏場所になりやすい設備等を重点的に調査します。 -
被害調査
排泄物や卵鞘(らんしょう)、生体、死骸等の痕跡の有無を調査し、被害状況を把握します。
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生息調査
目撃箇所や頻度などの聞き取り調査や、潜伏場所等の目視調査に加え、専用の捕獲資材を用いた生息状況の調査を行います。
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防除対策
調査によって得られた情報をもとに、施工場所に応じて次のような対策を行います。
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環境改善
食品や食品残渣等の管理、潜伏箇所の削減は発生防止のために不可欠です。
5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)や設備の改善をご提案します。 -
モニタリング調査
専用の捕獲資材を用いて、捕獲状況を定期的に調査します。
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駆除対策
【ベイト(毒餌)処理】
ジェル状の薬剤をゴキブリ類の活動場所や潜伏場所に配置します。
ベイト剤(毒餌)を食べたゴキブリ類の死骸や糞を食べたゴキブリ類への2次的な殺虫効果も期待できます。
【隙間(フラッシング)処理】
エアゾール剤(スプレー剤)を用いて、潜伏場所の狭い隙間等にフラッシング処理を行います。
【残留処理】
ゴキブリ類が徘徊する通路、壁面などへあらかじめ薬剤を散布します。
散布場所を徘徊し、薬剤に接触したゴキブリ類への殺虫効果が期待できます。
【空間処理】
専用の機材で微粒子にした薬剤を空間に処理します。
隙間処理や残留処理では処理しずらい閉鎖的な空間にも薬剤を噴霧することができます。
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保守管理
定期的にゴキブリ類の⽣息状況をチェックし、侵⼊や発⽣を防⽌するための保守管理を⾏います。
調査結果に基づき、最適な防除対策を立案し、現場関係者とゴキブリ類の侵入・発生防止に向けた検討会を行います。