⽂化財保存のためのIPM
あらゆる有効な防除⼿段を合理的に併⽤して、⽣物被害を減らす『総合防除』を⾏います。⽣物被害の管理を⽬指して環境との調和をはかりながら総合的な⼿法で⽂化財を守っていくことにあります。
博物館・美術館・⽂書館・歴史⺠俗資料館で保管されている⽂化財や先祖代々からの⼤切な古⽂書・⺠具類を
保存するために総合的な管理を⾏っています。
あらゆる有効な防除⼿段を合理的に併⽤して、⽣物被害を減らす『総合防除』を⾏います。⽣物被害の管理を⽬指して環境との調和をはかりながら総合的な⼿法で⽂化財を守っていくことにあります。
被害箇所及び被害程度を調査し、建物の形態、くん蒸物の⼤きさ等により、くん蒸⽅法を決定し⾒積を行います。
虫糞・食害等を調査し、害虫の同定を行います。
カビを削り取り、持ち帰り培養した上で同定を行います。
鉄筋コンクリート造など比較的機能性の高い構造で、ガス漏れの少ない建造物の場合に行う方法
野外に置いて大型文化建造物や屋内に置いて小型文化財をシートで被覆して行う方法。
美術工芸品など小型で少量の場合に行う方法。
くん蒸庫に対象物を入れ、減圧状態にしてくん蒸する方法。
簡易的なくん蒸方法で害虫駆除を目的に行う方法。